2010公益社団法人坂出青年会議所ホームページ 坂出JC

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公益社団法人坂出青年会議所 2010年度理事長所信

第54代理事長  
滝上啓介
第54代理事長滝上啓介
  1971年、すでに認可されていた瀬戸大橋建設で夢と希望に充ち溢れるこの地域で生まれ、高校を卒業するまでの約18年間を過ごしました。野球に明け暮れて育った私にとって、小さな香川県の中讃地域が自分の知る世界の全てでした。高校卒業と同時に進学、就職で故郷を離れ、約10年後の 2000年8月に生まれ育った故郷に戻ってきました。出迎えてくれたのは懐かしい友人達と活気を失ったように映る街の雰囲気でした。2001年1月に(社)坂出青年会議所に入会し、右も左も分からない中、優しくまた時には厳しい諸先輩方と共に「明るい豊かな社会を築きあげる」為にJC活動に取り組み、入会10年目を迎える2010年に理事長と言う大役を務めることとなりました。
 (社)坂出青年会議所を応援してくれている行政、各団体、また快く送り出してくれている家族、それぞれの企業、そして私たちの諸先輩方はどういった活動を求め、どういった人間になる事を求めているのでしょうか。詰め込んだ知識で理想論を語り、指示されたとおりに与えられた事をそつなくこなす事でしょうか。そんな事ではないはずです。むしろ失敗しようとも、世間の常識を踏まえ、自分自身で考え導き出した信念を持って取り組む事ではないでしょうか。主体性を持って、積極的に自分自身が経験する事が大切だと思うのです。経験によって裏付けられた説得力を持てるように取り組んでまいります。また、私を含め会員の多くは中小零細企業の経営者です。企業を代表して活動している事を自覚し、その期待を裏切る事のないように取り組まなくてはなりません。地域社会から頼られ、必要とされる魅力ある組織となる為にも、そこに所属する私たち一人ひとりがJC活動の目的を再認識し、主体性を持って積極的に活動できる個人を確立する必要があると考えます。

 2009年に坂出市長選挙に伴う公開討論会を担当させていただきました。私たち(社)坂出青年会議所としては初めての取り組みという事もあり、戸惑いながら取りかかりました。立候補表明者、支援者の方々との話し合い、また公約や今後のビジョンを何度も読み返し準備を進める中で、分からない事や知らない事の多さに愕然としました。「明るい豊かな社会を築きあげる」という目的を持つ青年会議所の一員として、その活動エリアである行政の財政を含めた現状、また今後のまちづくりのビジョンを把握し理解する事が不可欠だと痛感しました。決して独りよがりや自己満足であってはならないのです。公益公益社団法人格取得を目指す団体として、こういった地域の現状を把握した上で地域の抱える問題を解決する・地域が活性化するきっかけとなるような事業を考えていく必要があると考えます。
 ピーク時には100名近くの会員数を誇った(社)坂出青年会議所も現在は40名にも満たないのが現状です。現在の会員も2013年末には半数以上が卒業生となり、組織の存続を考えると会員の拡大が私たちの抱える最も重要な課題である事は言うまでもありません。全国的にみても会員数の減少は大きな課題のひとつとなっております。どうしてここまで急激に減少したのでしょうか。不景気だから。少子化だから。確かにこれらも要因のひとつかも知れません。しかし、これだけを会員減少の要因とする事はできません。会員数の減少は地域社会からの私たち(社)坂出青年会議所への評価であるという事を真摯に受け止め、活動していかなければなりません。組織としての青年会議所である前に、私たち会員一人ひとりが活動の意義を理解し、誇りを持って取り組むべきだと思います。そうする事が会員の拡大とJC運動の輪を拡げる事に繋がっていくものと考えます。

 「JCしかなかった時代」から「JCもある時代」となって数年。私たち(社)坂出青年会議所の活動エリアでも様々なNPO法人、青年諸団体、各種団体が存在します。その中には素晴らしい目的を持ち、事業を展開している団体も数多くあります。しかし、こういった団体も会員数の減少や積極的に参加する会員の減少に頭を悩ませているのが現状です。会員拡大には積極的に取り組みながらも一方では、同じ志を持つ団体・個人と互いに手を取り合う必要があると思います。JCの世界だけで通用する常識や価値観にとらわれず「地域をより良くしたい」と言う共通の目的があれば必ず良い結果が生まれるものと確信しております。積極的に取り組み、継続可能な関係を築き協働運動の輪を地域社会へ拡げる事により、本当の意味での主体性と積極性を兼ね備えた個人で成り立つ地域社会が構築できるものと考えます。
「信号は守りましょう」
「ご飯は残さず食べましょう」
「挨拶はきちんとしましょう」
「感謝の気持ちを忘れずに」
 私たち「大人」が「子ども」に教える時によく聞く言葉です。しかし、私たち「大人」は「子ども」に教えているような行動ができているでしょうか。「子ども」は「大人」を見ています。言われた事を何の疑いもなく聞いていた幼年期の子ども達は成長するにつれ、言っている事と違う行動をする「大人」を見て育っていくのです。幼年期からルールを守らない「子ども」はいません。ルールを守らなくなった若者にしたのは、私たち「大人」なのです。難しい事をしようと言うのではありません。当たり前の事を当たり前に。「子ども」に社会のルールを守る事の大切さ、感謝の気持ちを持つ事の大切さを教えるのは私たち「大人」の責任です。私たち「大人」が率先して手本となり、高い倫理観と主体性を持った個人で成り立つ地域にしていこうではありませんか。

 2010年度 (社)坂出青年会議所基本方針
  ・地域に頼られる、必要とされる魅力ある組織への変革
  ・積極性と主体性を兼ね備えた個人の確立
  ・現状把握に裏づけられた地域活性化事業の実践
  ・会員の拡大とLOM団結力の向上
  ・同じ志を持つ団体・個人との協働運動の実践

  2010年度 (社)坂出青年会議所スローガン
  (そっせんきゅうこう)
   率先躬行
 〜 高い倫理観と主体性を持つ地域への牽引 〜


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